健康経営
美警の健康経営
社員とそのご家族の幸せ(Well-being)を実現する。
私たちの経営ビジョン ”社員のWell-beingを実現し、幸せな会社を 幸せな社会を” のおもいは、
「当社で働くすべての社員が、心も体も健康でやりがいに溢れ、社会的にも満たされ、ご家族と共に幸せな状態を実感し続けていること」にあります。
そのために私たちは、日々できることを具体的にコツコツと実行します。
従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組む
総務省の調査によると労働力人口の平均年齢は年々上昇しており、2025年には45歳を超えています。
このような従業員の高齢化で懸念されるのが健康リスクの問題です。
健康経営を話題にする際、よく出てくる言葉に「プレゼンティズム」というものがあります。これは、出勤はしているものの健康に問題があるために、仕事で十分なパフォーマンスが発揮できない状態を指す言葉です。日本語では「疾病就業」とも呼ばれます。
当然ですが個人のパフォーマンスの低下は組織全体の生産性に影響します。それが事業の中核をなすベテラン社員であれば尚更でしょう。従業員の高齢化が進めばその影響はますます大きくなっていくと予測されます。
体調の悪化や疾病の発症が明確な形で出れば、従業員が休暇を取るなどすることで健康上の問題が明確化し、対策を打ちやすくなるかもしれません。しかしプレゼンティズムの場合、従業員はとりあえず仕事をこなせている状態であるため、健康状態の悪化によって生産性が低下していることに気付きにくいのです。本人の能力的な問題と捉えられる可能性さえあります。
限られた人的資本をフルに活用できない状態は経営において大きな損失です。充実して仕事ができないことは個人のメンタルにおいても悪影響を及ぼしかねません。それがさらに生産性の低下を伴う悪循環に陥ることも十分考えられます。
したがって、従業員の健康保持・増進を促し、問題があれば速やかに発見し対応できるような仕組み作りが企業の生産性向上において重要となるのです。
健康経営優良法人2024 ブライト500に認定されました
「健康経営優良法人認定制度」とは
「健康経営優良法人認定制度」とは、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取組んでいる法人」として、認定をもらえる制度です。
「ブライト500」とは
「ブライト500」は2021年に新設された称号で、健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)の中から、「健康経営優良法人の中でも優れた企業」かつ「地域において健康経営の発信を行っている企業」として優良な上位500法人に対して付与されます。
継続した活動が認められ、当社は2年連続の認定をいただきました。
健康経営の取り組み
健康経営宣言
主な取り組み
- 定期健康診断時の腫瘍マーカー検査の無料化(年齢規定有)
- 女性特有検診・インフルエンザ予防接種の費用負担
- ストレスチェックによるメンタルケア
- 安全衛生委員会による働きやすい職場環境づくり
-
定期健康診断実施後の全社員の健康カルテの作成
- 該当者への定期面談指導と改善への取り組み
- 協会けんぽ様からの定期個別指導の実施
- 血圧等の日々の報告をオンライン交換日記式で改善を目指す
- 国立がんセンターの禁煙プログラムモデル企業に参加登録
- 運動推進のためのスポーツ器具およびスペースの確保
- ダイエット目標に基づく表彰制度
- 野菜たっぷりイベントを月例開催し、生活習慣病予防への啓蒙
取り組み01
健康カルテの作成
定期健康診断の結果は産業医に提出しますがその後の面談受診等を計画的に実施するのが難しかったため、健康課題がみつかった従業員の会社独自の「健康カルテ」をつくっています。
健康診断結果による要治療や改善が必要な社員向けに、協会けんぽさんに依頼し、出前講習や出前健康指導を実施しています
現場勤務を終え、健康学習をしている社員の様子
血圧の課題がある社員に測定器を一定期間貸出し、健康担当者へ毎朝の結果をline(ライン)で報告し、一緒に改善策を考え実行します
毎朝の血圧数値結果をグラフにして見える化し、傾向と対策を練ります
保険会社様の協力により、血管年齢測定や握力検査などを実施し、結果順位の表彰や景品などで、楽しみながら自身の健康状態を把握し改善に努めます
社員の個々の健康カルテにもとづき、会社に健康面談に来られない人はオンラインで面談をします
取り組み02
食生活への取組み
健康管理は「食事と運動」であることを踏まえ、日ごろから野菜を食べる習慣づけのために毎月「野菜たっぷりイベント」を開催しています。
自社商品でもある音別のフキや、音別の菊芋・椎茸、地元産の野菜がたっぷり入ったけんちん汁、フキと菊芋の炊き込みご飯おにぎりはとってもヘルシー
地場産野菜や、自社商品フキなどが入っている”音別おやき”を自作「音別蕗まつり」でも地元の皆さんに販売し好評でした
毎月の「野菜たっぷりイベント」のメニューは、このように使用食材の栄養成分がしかりと解るように必ず成分表示を付けてテイクアウトを楽しんでもらいます
この日のメニューは地場産野菜とフキのヘルシービビンバ。社内外配布用で毎回約100食作りますいつかは社食も備えるのが夢です
調理メンバーは女性社員さんが中心に。管理栄養士資格のある社外パートナーさんや市役所の健康推進課さんのアドバイスを受けレシピ考案するときも
現場から帰社した社員さんに、社長がテイクアウトメニューを渡しています。満面の笑顔でパチリ
元気シニア社員の皆さんも毎月楽しみに受け取ってくれます。食数に余裕を持たせご家族の分をお渡しするときもあります
社外の機関・企業様にも参画していただき、地域のみなさんの健康意識の啓蒙と、波及を目指します
取り組み03
運動の習慣づくり
体力づくりは仕事のパフォーマンスアップにも大事であることから、会社の休憩室でいつでも簡単な運動やジム器具を使用することができます。
自宅で埃をかぶった懐かしの健康機器を皆が持ち寄り、いつしかバザー商品的な社内ジムができました
昼休みの減量ダンスシーン。
ダイエット効果ありと評判のYouTube動画を見ながら日々かなり上達してます。減量結果が楽しみです
お昼休みの腹筋大会の様子。ところ構わず、いつでも実践でダイエット入賞に向け、頑張ります
減量比率の上位入賞者には、副賞としてさらなる健康づくりや運動のために使うことができる金一封を
トレーニング室に増設されたマッサージ機
肩こり・腰痛・運動後の癒しにはこれで疲れを癒してもらいます
トレーニングスペースがなかった頃、社屋の被服室の一角で体幹運動。やれることから地道にスタート